小規模運用の段階で失敗

do!bookご採用企業様は、全て他のアプリを試したが上手くいかなかったご経験をお持ちです。
失敗のご経験がある客様が、当社に改善提案を求められ、それに応えて改善していくことで、他社アプリにはないオンリーワンの便利機能を実装してまいりました。
レポート電子化ツールの導入に失敗したお客様はユーザ数50ユーザ程度で失敗しているのが現状です。その理由とトライアル時点でチェックしなければいけないポイントについてご説明します。
レポート電子化を失敗する理由は以下の3点です。
①運用管理に手間が掛かって負担が大きくなりすぎる
②現場スタッフがメリットを体感できず現場の協力を得られない
③電子化したレポートのデータ活用が想定以上のコストがかかる
この3点については導入前のトライアル時にしっかり確認が必要です。
目次
課題1:運用管理に手間がかかりスタッフの負担が大きくなりすぎる

レポート電子化の運用が始まると、スタッフの負担は想定以上に増えていく場合があります。全て電子化できればいいのですが、初期のひな型作成の負担が大きいため運用の拡大ができず紙ベースのレポートも残った状態での運用となっていて2重管理となり負担が減らないことが大きな要因です。
また、管理できるスタッフにはITスキルが必要なため要員を増やすこともできず、一人に付加が集中してしまうなど手詰まりの状態となるのです。
解決1:レポート登録も更新も教育不要。管理業務の分担が可能

レポート電子化するための管理ツールの操作性を向上させることで誰でもすぐにレポートひな型の登録や更新作業を行えるようにしたこととで運用業務を分散化するとともに、各種管理ツールを活用いただき業務を効率化します。
その結果加速度的に適用工程を増やしていくことができ、それに伴ってコスト効果が拡大していきます。
課題2:コスト効果を体感できずに現場の協力を得られない

現場はコスト意識が非常に高く、効果が出ないと感じると意欲を失うもので、これはプロとして当然の反応と言えます。
全体効率化はもちろん大切ですが、現場の場合は、直接的な効果(効率向上と品質向上)を体感できる経験こそ大切だと考える必要があります。
つまり、可能な限りマスターなどを活用して入力項目を減らす仕組みやQRを読み込むだけで作成開始できるアクセス性の良さ、異常値を検知したときの自動通知機能など現場スタッフが直接的な効果を実感できることが大切です。
解決2:テスト段階から効果を体感!現場のファンを増やす

現場はコスト意識が非常に高く、効果が出ないと感じると意欲を失うプロ集団です。
逆に言うと効率化できること、品質向上に寄与することには非常に熱意を持って取り組んでいただけます。
つまり、ペーパレスを行えば効率化でき品質向上もできるということを実際に体感していただければ、みなさん積極的に電子化に取り組んでいただけるのです。
do!bookなら今お使いのひな型をドラッグ&ドロップするだけで電子化できるので、まとめて一気に電子化しようという取り組みにも十分対応できます。
トライアル期間で効率化と品質向上を実現できるという体験をしていただくために、私どもはしっかりとサポートさせていただきます。
課題3:データ活用に想定以上にコストがかかることが判明

『システム連携のために豊富なAPIをご用意しています』というセールストークが良く聞かれますが、これには注意が必要です。
APIとは、システム連係するために規定される言語(道具)のようなものですが、あくまでも当社でいえばdo!bookの開発者が定義したものです。
つまり、do!book開発者以外にはいわば外国語のようなもの。その習得には膨大な手間と時間が必要となります。
実際にお客様社内のシステムと連携する場合、そのAPIが多ければ多いほど、習得に時間がかかるということになり、社内システムの技術者は、敬遠することになります。
つまり、現実的にはソフトベンダー(do!bookでいうと当社)に委託せざるを得ない事態になるのです。
しかも、このAPIを使いこなせる技術者はソフトベンダーにしかおらず、競合することはありません。従ってカスタマイズ費用は競争原理が働かず増加の一途を辿るわけです。
『APIご提供』については十分ご注意されることをお勧めします。
解決3:システム連携なども追加費用なしで実現できる

例えば既存のお客様社内のデータベースと連携してdo!bookのレポートへデータを取り込む機能を開発するケースを見てみましょう。
do!book側ではデータ連携モジュールをご用意してそのモジュールと連携するプログラムをお客様環境側で開発していただくだけで、do!book側はシステムの改造は不要です。
システムの検証を行うために、連携するデータをExcelに登録しておくことで検証することも可能。このようなシステム連携は、当社にご相談いただく必要はありません。
本機能をAPIで行う場合は当社側のカスタマイズ費用は100蔓延以上となりますが、その費用は不要となる仕組みをご提供することで追加コストを低減することを実現しています。