システム連携
do!bookプロ版は本格的なデータベースシステム(SQL Server)で、他のシステムとの連携を前提として開発されています。その仕組みとシステム連携の事例をご紹介します。
システム連携の仕組
do!bookには、システム内に外部IDを埋め込む仕組みが実装されています。この機能により、他システムから容易にdo!bookの機能を呼び出すことが可能となります。
1)フォルダの外部ID
フォルダに外部IDを埋め込んでおくことで、他のシステムから特定のフォルダを指定して呼び出すことができます。
例えば、ある製品の図面を登録してあるフォルダにその製品コードを外部IDとして埋め込むことで他システムからその製品の図面集としてdo!bookを呼び出せるわけです。
2)ファイルの外部ID
do!bookのBOOK編集モードでは、BOOKクリエータでBOOKをページ編集することができますが、ページ編集されたBOOKには外部IDを設定することができます。例えば、ページ編集して作成したマニュアルやレポートに外部IDを付加しておけば、工程管理システムからマニュアルやレポートを呼び出すことが可能です。
3)レポート項目の外部ID
レポートの各項目および選択肢についても外部IDを付加することができます。例えば、ある場所の圧力を外部のシステムから取り込みたい場合、この外部IDでデータベースを検索することで値を取り込むことが可能となります。この機能を利用することでdo!bookのレポートデータはIoTのセンサーで取り込んだデータの感覚で他システムから利用することが可能になり、集積したデータの分析機能なども他システムで容易に開発できるようになります。
システム連携ライセンス
システム連携ライセンスを購入することで、do!bookのデータベース構造などの開示を受けることができます。開示された情報から、お客様は独自の様々なシステムからdo!bookを呼び出したり、レポート機能などのdo!bookで取得したデータを活用することが可能となります。do!bookプロ版は、まさにデータベースソリューションのプロ向けのシステムというわけです。
参考:開示の条件は以下のとおりです。
1)他システムで利用するなどの目的を提示すること
2)データベースの参照を目的としたものであること(原則として書き込みは品質保証上認められない)
3)第三者に開示しないこと
4)会議のための資料作成、コンサルティングなどの費用はご負担いただくこと